ニコクリでは夜尿症(おねしょ)のご相談も承っております😊

 

概要

夜尿症(やにょうしょう)とは、5歳以上になっても睡眠中のおねしょが続く状態をいいます。
小さい子どものおねしょは成長の一部ですが、小学生になっても頻繁に続く場合は治療の対象になることがあります。

夜尿症は決して珍しい病気ではなく、

  • 小学校入学頃では約10〜15%
  • 小学校高学年でも数%

のお子さんにみられます。

夜尿症には主に次の2つのタイプがあります。

お子さまがどのタイプの夜尿症かを見極めることが治療の成功率を上げることにつながります。

そのためニコクリでは、ただ薬を出すのではなく診断をしっかり行っています。


多尿型(たにょうがた)

夜間に作られる尿の量が多いタイプです。

通常は、夜になると「尿を減らすホルモン」が働き、寝ている間の尿量は少なくなります。
しかし、この働きが弱いと、夜間に大量の尿が作られてしまい、おねしょにつながります。

特徴

  • おねしょ1回の量が多い
  • 夜中にトイレで起きにくい
  • 朝までぐっすり眠っている
  • 夕方〜夜に水分摂取が多いこともある

膀胱型(ぼうこうがた)

膀胱にためられる尿の量が少ないタイプです。

膀胱の容量(ためられる量)が年齢に比べて小さいため、尿を十分ためられず、おねしょになります。

特徴

  • 昼間にも頻尿がある
  • 急にトイレに行きたくなる
  • 少量のおねしょを繰り返す
  • 昼間の尿もれを伴うことがある

原因

夜尿症は、親のしつけ不足や本人の性格が原因ではありません。

主な原因として、以下が関係しています。

  • 夜間の尿量が多い
  • 膀胱が小さい
  • 睡眠中に尿意で起きにくい
  • 成長の個人差
  • 遺伝(家族歴)
  • 便秘
  • ストレスや生活リズムの乱れ

複数の原因が重なっていることも少なくありません。


症状

主な症状は、睡眠中のおねしょです。

よくみられる特徴

  • 週に何回もおねしょをする
  • おねしょの量が多い
  • 朝まで起きない
  • 昼間の頻尿や尿もれがある
  • 便秘を伴うことがある

お子さん自身が気にして落ち込んだり、宿泊行事を不安に感じたりすることもあります。


治療方法

夜尿症は年齢とともに自然に改善することもありますが、困っている場合は治療を行います。

① 生活習慣の改善

まずは生活習慣を整えることが大切です。

ポイント

  • 夕食後の水分をとりすぎない
  • 寝る前に必ずトイレへ行く
  • 規則正しい生活をする
  • 便秘を治療する

ただし、水分制限を厳しくしすぎる必要はありません。


② アラーム療法

おねしょをするとアラームが鳴る装置を使う方法です。

尿が出始めた時に気づく練習を繰り返し、徐々に改善を目指します。

効果が高い治療法ですが、家族の協力が必要です。


③ 薬による治療

多尿型では、夜間の尿量を減らす薬を使うことがあります。

代表的な薬:抗利尿ホルモン剤(ミニリンメルト®)

膀胱型では、膀胱を安定させる薬を使用する場合があります。

代表的な薬:抗コリン薬(バップフォー®、ポラキス®)


受診の目安

次のような場合は、小児科への相談をおすすめします。

  • 5歳を過ぎても頻繁におねしょがある
  • 小学生になっても続いている
  • 昼間の尿もれや頻尿がある
  • 急におねしょが始まった
  • 本人が強く気にしている
  • 家族の負担が大きい
  • 便秘を伴う

また、

  • 発熱
  • 排尿時の痛み
  • 強いのどの渇き
  • 体重減少

などを伴う場合は、別の病気が隠れていることもあるため、早めの受診が必要です。


ご家族への大切なポイント

夜尿症は、お子さんの「怠け」や「わざと」ではありません。

叱ったり責めたりすると、かえってストレスになり改善しにくくなることがあります。

  • できた日は褒める
  • 焦らず見守る
  • 家族で協力する

ことがとても大切です。

適切な治療によって改善するお子さんは多いため、困っている場合は医療機関へ相談しましょう。

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じょうおニコニコクリニック

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