医療法人 じょうおニコニコクリニック – 福岡県北九州市の八幡西区にある小児科・糖尿病内科

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院長ノート

糖尿病内科のこと

DexcomG7の発売が近づいてまいりました!

糖尿病をもつ方でインスリンの注射をされている方が保険適応の持続皮下グルコース測定(CGM)機器の一つであるDexcomG7(デクスコム)が5月中旬に日本国内で発売となります。

実際に皆様が使えるまではもう少しお時間を頂くことになりそうですが、先日デクスコムジャパンからサンプルを頂きました。

現在国内で使用可能なデクスコムG6と比べセンサが小さくなり、トランスミッタも一体型になっています。

皮下に穿刺される電極もずいぶん短くなり、おなか以外にも腕に装着することが可能になります。

 

*サンプルなので実際の包装内容とは異なります

 

G6と比べかなり小さくなりましたし、トランスミッタの厚みも薄くなりました

 

皮膚に穿刺される電極の長さも半分程度に短くなります

 

現在G6をお使いの方々は入荷次第、順次G7に切り替えてまいります。

またG7発売を機に「使ってみたい!」という方はお気軽にお声掛けくださいね😊

糖尿病内科のこと

甲状腺診療について

ニコクリではお子様からご高齢の方まで甲状腺の病気の診療を行っており、

慢性甲状腺炎(橋本病)、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)、甲状腺腫瘍といった様々な甲状腺の病気をもつ方が通院されています。

 

甲状腺の病気がご心配な方には、超音波検査や血液検査を実施しておりますのでお気軽にご相談ください😊

 

糖尿病内科のこと

北九州ヤングDMの会に参加してきました

 

昨日、北九州市の1型糖尿病患者会「北九州ヤングDMの会」に参加してきました。

ニコクリには1型糖尿病を持つかたが約50名ほど通院されているため「珍しい」という印象はありませんが、1型糖尿病は社会の中ではとても稀な疾患です。

そのため、周りから正しい理解を得られず、また周囲に相談できる相手がおらずどのようにインスリン・血糖測定を付き合っていけばいいか分からないという方もいらっしゃいます。

また、糖尿病を専門とする医師の中でも1型糖尿病を正しく理解されておらず、1型糖尿病をもつ方が不当に厳しい食事・行動制限を強いられるというケースも少なくありません。

今回の体験談はユーチューブやSNSを通して1型糖尿病の情報を発信されておられる本間さんという方が話されていました。発症して1年ほどの方ですが、自転車で日本一周するなかでいろいろな苦労や同じ境遇の方々との出会いを通じて「1型糖尿病が生活の中で占める割合は10%になった」とおっしゃっておりました。

いまは1型糖尿病が自分のものになったと感じても、時にはそれが生活の中の80%、90%と大きな負担に感じてしまう瞬間も出てくると思います。しかし、彼は旅を通じて色々な方とつながりが出来ておられるので大丈夫と思っています。

 

会に参加して、今後も1型糖尿病をもつ方同士が繋がるお手伝いをしてきたいと改めて思った次第です。

来年はこそは久しぶりにニコクリでも患者会を再開して、懇親会やBBQなど交流を楽しみたいですね😊

糖尿病内科のこと

CGMをご存じですか?

糖尿病をもつ方へ

 

■CGMについて

最近の血糖測定機器の進化はめざましく、様々な便利な機器が保険で使用できるようになっていることをご存じでしょうか?

指先で血糖値を測定せずとも腕やお腹などにセンサを装着するだけで、専用のモニターやiPhone/一部のスマートフォン、Apple Watch/スマートウォッチなどで現在の血糖値や血糖値の推移を確認できる持続血糖測定器(CGM)というものがあります。

2022年12月に保険適用の拡大がありインスリンを打たれている方ならどなたでも使用できるようになりました。

 

・ニコクリで採用しているCGMはアボット社のfreestyleリブレ®、テルモ社のDexcomG6®、日本メドトロニック社のMinimed770Gです。

 

 

・ニコクリでは今や自己血糖測定よりCGMを選択されている方の方が圧倒的に多いです!

 

 

・CGMはこのように装着します。

 

(Dexcom社の公式HPより引用)

 

■インスリンポンプについて

ニコクリではインスリンポンプも使用可能です。

インスリンポンプとはペン型の注入器ではなく、お腹やお尻などに専用の回路を穿刺してポンプから自動的にインスリンが皮下に注入される仕組みです。

食事や高血糖の際にはボタン操作でインスリンの急速注入を行い、それ以外のときには血糖値を平坦に保つために持続的にインスリンを流します。流量は時間ごとに細かくプログラムできるため朝方の高血糖や生活強度が変わりやすい方に特におすすめです。

回路は3日毎の交換のため、ペン型注入器よりも格段に針を刺す機会が減ります。

また、オプションでCGMと連動させる(SAP)こともできます。CGMと連動させることでオートモードを選択することができ、食事の時以外の血糖管理をポンプに任せることもできます。

2023年8月現在、ニコクリでインスリンポンプを使用されている方は11名で、うち6名がSAPを選択されています。

 

 

気になる医療費については、また後日解説いたします。

糖尿病内科のこと

テルモ社員向けの講演会を行いました🎤

ニコクリでは国内で使用可能なリアルタイムCGM(持続血糖モニタリング)のひとつであるDexcom G6の使用が可能です。

先日、国内でDexcom G6の販売権を持つテルモ社のスタッフ向けのWeb講演会を行う機会をいただきました。

ニコクリではDexcom G6を使用されている方が10名以上いらっしゃいますが、

皆さんの声をテルモ社スタッフに届けました😊

 

 

 

糖尿病内科のこと

Dexcom G6が利用しやすくなりました!

 

持続グルコースモニタリングシステム(CGM)のDexcom G6に保険点数の改定があり、

新たに「C150-7 間歇スキャン式持続血糖測定機によるもの 1,250点」の適応となりました。

これにより医療費が3割負担の患者さまでは月3,750円で利用可能となります。

 

これまでは「C152-2持続血糖測定器加算 間歇注入シリンジポンプと連動しない持続血糖測定器を利用する場合 ロ3個から4個 2,640点」の適応のみで7,920円のご負担でしたので、

このたび4,170円も安く利用できるようになりました。

 

面倒かつ痛みを伴う自己血糖測定の回数を大幅に減らせるうえ、低血糖アラーム付きで詳細な血糖値の変動を確認することができる大変便利な器械です。
iPhoneのアプリで利用されるとさらに便利ですよ!

医療費が高いためDexcom G6の利用を断念されていた方も、この機会に利用されてはいかがでしょうか😊

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アキュチェックガイドLink®好評です!

医療機器メーカーのロシュより発売された「アキュチェックガイドLink®」を当院では採用しています。

この血糖測定器は測定した血糖値をBluetoothでインスリンポンプに送信することができるため、ポンプの較正操作の手間が省けて便利ですよ。

リアルタイムCGMとインスリンポンプを連動させたSensor Augmented Pump(SAP)を使用されている方に随時お渡ししておりますが、みなさまから「便利!」と好評です😊

 

使用方法についてはこちら

JP-415_アキュチェックガイドLink_無線通信接続ガイド

 

 

穿刺器具との比較です。サイズは小さくて持ち運ぶ際にもかさばりません。

 

5色の専用シリコンカバーがあります。

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床の清掃を実施しました!

本日、清掃業者さんによる床面清掃が行われました。

床がピカピカになりましたよ✨

今後もみなさまが気持ちよくニコクリをご利用できますように。

清掃前(開業後9か月目でまだまだキレイですが😊)

 

清掃後✨