昨日、北九州市の1型糖尿病患者会「北九州ヤングDMの会」に参加してきました。

ニコクリには1型糖尿病を持つかたが約50名ほど通院されているため「珍しい」という印象はありませんが、1型糖尿病は社会の中ではとても稀な疾患です。

そのため、周りから正しい理解を得られず、また周囲に相談できる相手がおらずどのようにインスリン・血糖測定を付き合っていけばいいか分からないという方もいらっしゃいます。

また、糖尿病を専門とする医師の中でも1型糖尿病を正しく理解されておらず、1型糖尿病をもつ方が不当に厳しい食事・行動制限を強いられるというケースも少なくありません。

今回の体験談はユーチューブやSNSを通して1型糖尿病の情報を発信されておられる本間さんという方が話されていました。発症して1年ほどの方ですが、自転車で日本一周するなかでいろいろな苦労や同じ境遇の方々との出会いを通じて「1型糖尿病が生活の中で占める割合は10%になった」とおっしゃっておりました。

いまは1型糖尿病が自分のものになったと感じても、時にはそれが生活の中の80%、90%と大きな負担に感じてしまう瞬間も出てくると思います。しかし、彼は旅を通じて色々な方とつながりが出来ておられるので大丈夫と思っています。

 

会に参加して、今後も1型糖尿病をもつ方同士が繋がるお手伝いをしてきたいと改めて思った次第です。

来年はこそは久しぶりにニコクリでも患者会を再開して、懇親会やBBQなど交流を楽しみたいですね😊